NPO法人 よかよかネットワーク

 大牟田では、高齢者の孤独死問題が顕在化してきた90年代後半、「地域住民のための行政主体」との自覚を持った市の職員労働組合の有志を中心に、「住み慣れた地域で安心して老いていけるように」との思いを持つ多くの市民が参加して、「宅老所」作りの運動が展開されました。 (詳しくは・・・資料1 / 資料2)

 そして、まったくのボランティア活動によって98年に開所した宅老所が、介護保険制度の開始によって介護指定事業所として再出発することを受けて、その事業主体として設立されたのが「NPO法人よかよかネットワーク」(2000年設立)です。

 大牟田のNPO法人第1号の「よかよかネットワーク」は、「住み慣れた町で暮らしつづけるために」を掲げて、宅老所での介護保険通所介護事業や障碍者ディサービス事業の受託等の行政との共同事業を行なうと共に、地域交流拠点「よらんかん」を開設し、減農薬野菜の販売、ランチの提供、さらにパソコン教室、歌ごえ喫茶、折り紙教室等々の多様な教育・文化活動を通した介護予防・地域活性化事業を展開しています。

NPO法人 福祉でまちがよみがえる会