いちのたんぼの会

生産者と消費者が一緒に農作物を育てる市民団体として、2003年に発足し、主婦や退職者など市民30数人で農業活動を行なっています。
農薬や肥料を一切使わず、野菜くずや草などを畑にまいて、微生物の力、土の力、自然の力で作物を育てる『炭素循環農法』によって、米・野菜作りに取り組んでいます。 
収穫した米・野菜は、宅配や保育園の給食の材料として毎日届けています。 

加えて、食育の一環として、市内の保育園、幼稚園(3園)、地元小学校(1校)の専用の田んぼを設け、園児たちと一緒に田植えと稲刈りを行ないます。 

また、たんぼの会では、種子法廃止にともなう県条例「種子条例制定」を求める各自治体団体との連携、ラウンドアップ規制緩和、表記なしのゲノム編集食品流通への動きに対し「食の安全を守る人々」「タネは誰のもの」などの講座を通して日本の農と食の危機に関して、啓発活動に取り組んでいます。

新規事業として、いちのたんぼの会と社会福祉法人恵愛園と、連携して農福連携事業への取り組み検討開始、合わせてその需要に対応するため耕作面積の規模拡大に取り組み中。
 

NPO法人 福祉でまちがよみがえる会